于吉に関する戦闘レポートは嘘が多いです。
于吉の効果を無視した戦闘レポートが表示されています。
性能
通常スキル 理気
今いる軍団の防御力を20%アップする。
通常スキル 合心
戦闘時、ダメージ無効率を10%アップする。
覚醒スキル
戦闘時、味方全兵士が受けるスキル増益効果が10%上昇
受けるスキル減益効果が10%低下(上限20%)
通常スキル
通常スキルのダメージ無効スキルとは、最終的な被害の数値を割引くスキル。
こちらの死傷数が1000の戦闘だった場合、ダメージ無効率を10%加算すると900になる。という雰囲気
ダメージ無効率は勝敗には影響しない。勝敗が決まった後に、被害を軽減してくれる
被害を軽減してくれる強力なスキルだが、ダメージ無効率で編成を組む理由にはならない。
回復が足りない人は、無凸でも役に立ってくれるかもしれない。
覚醒スキル
于吉の覚醒スキルは、説明が複雑です。
増益効果とは、味方の武将によるバフのこと、減益効果とは、相手の武将によるデバフ効果を指す。
例えば、増益効果の例は
張寧姫(連撃20%アップ)、曹真(抵抗20%アップ)
これらの効果を10%あげるので、張寧姫のスキルが20%×(1+10%)=22%の連撃アップになります。
曹真も同じく、抵抗22%アップになります。
于吉のスキルによって、2%づつ伸びたということですね。
減益効果の例は
敵方の曹仁(抵抗20%ダウン)、敵方の関平(連撃25%ダウン)
これらの効果を10%下げるので、味方がもらうデバフ量が小さくなることを意味します。
曹仁のスキルが20%×(1-10%)=18%
関平も同じ計算で。22.5%になります。
于吉のスキルによって、抵抗2%ダウン、連撃2.5%ダウンしなくなりました。
旗スキルには影響しない
武将歩練師の遠心帰心には、于吉の増益効果はのるが
旗スキルの遠心帰心には、于吉の増益効果はのらない
相手の関平のスキルには、減益効果が発動し、連撃低下効果を2.5%さげるが
旗スキルの横刀躍馬には、減益効果が発動しない。
関平2人編成だと、于吉によって連撃40%低下にされてしまうが
旗スキルでの連撃低下だと、50%低下できる。
旗スキルの横刀躍馬が優秀ということです。
※横刀躍馬にも于吉の効果が発動しそうです
転換スキルにも効果がのる
以前、この記事にダメージ転換スキルには于吉は影響しないと書きましたが
于吉は、相手の転換デバフ効果を低下させます。
バフの値は、デバフ量に依存するため、于吉の効果はのりません
攻撃防御スキルにも効果がのる
例えば、相手関羽の通常スキルで攻撃100pt低下があるが
于吉を編成すれば、95pt低下になる。
攻撃防御のバフにも、于吉の効果がのるが
ほとんどの場合、于吉なしでも上限に到達するため、意味はない。
減益効果は、上限からのデバフという計算
于吉の減益効果は、相手のデバフが上限に達していた場合
上限値にしてから、減益効果を与えます
例えば
相手が、典韋を3人編成していたとします。
抵抗デバフの合計値が35%×3=105%です。上限は80%
ここに于吉の20%デバフが入って、相手のデバフ21%減少したけど
105%-21%=86%あるので、上限の80%
とはなりません。
于吉の減益は上限が先に処理されます。
典韋の抵抗デバフは105% 上限80%を超えているので、抵抗デバフは80%になります。
于吉は、上限の80%から減益するので、80%×20%=16%の減少
合計すると、80%-16%=64%が最終デバフ数値になります。
なので、典韋、曹仁を8人編成しようが、于吉2人編成の相手には、抵抗64%デバフしか与えられません。
増益効果は、バフからの上限という計算
増益効果は、バフ効果をのせてから、上限という順番で計算します。
例えば
皇甫嵩を3人編成したとして
皇甫嵩のスキルは貫通20%上昇、上限50%というスキル。
皇甫嵩3人編成したら、20%×3=60%
上限の50%に届いているから、50%になって、ここに于吉の増益スキルがのるから
50%×(1+20%)=60%
とはならない
60%に于吉の増益スキルがのるから、60%×(1+20%)=72%
72%は上限に達しているから、最終増益は50%となる
少し話は逸れるが
于吉の増益効果がのった皇甫嵩のスキルは、貫通24%アップになる。
皇甫嵩が集結内に2人いたとすると、集結全体で貫通が48%アップということになる。
武将スキルの上限は変わらないので、三人目の皇甫嵩を編成する際は注意が必要。
上限50%のうちの48%は確保しているので、三人目の皇甫嵩を編成しても、貫通2%分の上昇価値しかない。
集結においては、于吉の効果を加味して、編成をつくる必要がある。
抑制スキルにも増益スキルがのる
于吉の覚醒スキルにおいて、特に重要なことは
抑制スキルにも10%のバフがつくという点です。
バフのスキル対象は、張遼と関平、李典、蒋欽、玄曹操です。王元姫のスキルには影響しません。
満寵、文醜、呉国太、玄張角の被抑制系のスキルにも影響しません
蒋欽であれば、抑制効果が30%から33%になる。
張遼であれば、抑制効果と被抑制効果の両方が10%増加する。
スキル数値が30%なら両方33%になる。抑制、被抑制効果を合わせると、6%の変動がある。 これは見逃せない数値である。
考察
抑制効果を最大化したいことから、張遼と一緒に編成入りしたいので、一軍の強い候補になる。
被抑制効果は張遼分しか発動しないので、有利兵種にはちゃんと勝てる二軍を作るのも手。二軍は有利兵種に勝って欲しい場面が多い。
現在は、ダメージ系が強く、効果の乗る増益が少ない環境にあるが、典韋の抵抗3.5%、満寵の貫通2%、関平の連撃5%を下げてくれるだけでも、仕事しているといえなくもない。
向かい風であることには変わらない。
スキル効果上、増益の数が少ないと真価を発揮できない。単騎編成よりも、集結に欲しい武将。
抑制上昇の効果を捨てるのは惜しいが、集結の時のみ、二軍か三軍にいれるという運用が自然かもしれない。
武将が増えれば増えるほど、強力になっていくスキルなので、腐ることはあまりないので、取得をおすすめする。
・シールドのバフには、影響しない
・ダメージの増減スキルには、影響しない
・奇策の増益効果、減益効果には影響しない。