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ダメージについて

ダメージって難しいですよね。

ダメージを難しくする最大の理由は
運営が説明をちゃんとしていないこと、定義が曖昧なこと

これに尽きると思いますが、文句言ってても仕方ないので、なんとか紐解いていきます。

続きはこちら ダメージについて2

ダメージの種類

ダメージと一言にいっても、それが指しているものが違います。

細かく分けると4種類です。名前が正式についているわけではないので、私の認識で変な名前つけちゃってますが、お許しください。

①基礎的なダメージ
②最終ダメージ
③実際のダメージ
④被害の実数値

この4つになります。
孫魯班のスキルが影響する総ダメージというのもありますが、それはいいでしょう。
計算式は、①番から順番なので、雰囲気がわかるように、順を追って、話をしていきます。

①基礎的なダメージ

基礎的なダメージは、攻撃、防御、連撃、抵抗、抑制、兵数 これらの数値によって決定されます。

攻撃と防御の関係については、こちら

計算式は
味方が与えるダメージ=[(味方攻撃力×味方防御力)÷(敵攻撃力×敵防御力)]×(1+味方連撃率-相手抵抗率)×(1+抑制率)×実戦参加兵数

攻撃力と防御力は、相手の防御力、攻撃力との大小によって式が変わるので、これは一例です。

誤解を恐れず、もっとわかりやすく書くと

味方の基礎的なダメージ=攻撃力×連撃率×抑制率×兵数 です。

抑制係数は、ダメージだけでなく、相手の抵抗率、連撃率、貫通率にも影響を及ぼしますが、今は、直接的なダメージへの影響のみを考慮しています。

②最終ダメージ

最終ダメージは、基礎的なダメージに、武将スキルや、その他のダメージ系スキルを加味した値です。

味方の最終ダメージ=基礎的なダメージ×(1+自分のダメージ増加スキル-相手のダメージ軽減スキル)
になります。

ここでの注意点は、ダメージスキルは乗算ではない点です。

玄陸遜は、受けるダメージを20%下げます。玄司馬懿は、与えるダメージを20%あげます。
味方に玄司馬懿がいて、相手に玄陸遜がいた場合
味方の基礎的なダメージを100として、計算を乗算にしますと
100×(1+20%)×(1-20%)=96となります。 がこれは間違いです。

正しくは
100×(1+20%-20%)=100となり、基礎的なダメージから変化はありません。

武将としては
ダメージ増加スキル:玄司馬懿、呂布、袁紹、玄孫堅、玄徐庶
ダメージ軽減スキル:玄司馬懿、玄貂蝉、姜維、玄張角、玄陸遜、陳羣

追加ダメージ

追加ダメージというものが存在します。
イメージとしては、味方の基礎的なダメージに依存しないダメージ
この定義は、全てに当てはまりませんが分かりやすいと思います。

追加ダメージは、加算されます。

先程の式に追加ダメージを加える

味方の最終ダメージ=基礎的なダメージ×(1+自分のダメージ増加スキル-相手のダメージ軽減スキル)+追加ダメージ こうなります。

例えば、司馬昭
司馬昭のスキルは相手のダメージの10%分を反射するというものです。
このスキルには、味方の基礎的なダメージは関係ありません。
関係あるのは、相手の基礎的なダメージです。
よって、追加ダメージとなります。

例えば、龐統
龐統のスキルは、相手を移動した兵数分ダメージを上乗せするというものです。
このスキルに関係してくるのは、相手の兵数であって、味方の基礎的なダメージとは関係ありません。よって追加ダメージという扱いになります。

武将としては
夏侯惇、玄鄧艾、司馬昭、玄張角、龐統、陸遜

③実際のダメージ

実際のダメージとは、最終ダメージに貫通、シールドの要素を加えた数値です。

こちらの貫通率、相手のシールド数によって、場合分けが必要なので、計算式は書くとややこしいのですが 、シールドを突破してからのダメージも、実際のダメージになります。 貫通とシールド 

実際のダメージの計算式を、簡単に書くと

味方の実際のダメージ=最終ダメージ×貫通率 

貫通率は、絶対に90%以下なので、実際のダメージに影響を与えるスキルは、最終ダメージに影響を与えるスキルよりもダメージ軽減量は少なくなります。
だからといって、影響力が低いわけではありません。

相手のシールドを消費してからの実際のダメージは100%なので、最終ダメージと同じ扱いになります。

ここでの注意点は
シールドを消費させるダメージには、実際のダメージバフは影響しないということです。

こちらが、シールドを突破して戦うスタイルならば、実際のダメージバフの効果は薄くなります。(例、玄呂蒙、玄関羽)

少し、考察を入れますと、例えば賈逵です。
歩兵対歩兵を想定すると、相手の歩兵が貫通を捨てる編成をしている可能性は十分にあります。
その場合、味方の賈逵のスキルが最大限活きるのは、味方のシールドが全て消費し終わってからになります。
となると、歩兵対歩兵では、賈逵ではなく、シールドをあげる武将を編成いりしたほうが有利になる可能性があるわけです。
そうはいっても、実ダメージ30%軽減は破格なので、賈逵が編成から抜けることはないです。

玄呂蒙は、ダメージ軽減スキルと増加スキルをもっていますが、貫通を重視しない編成を組む場合は、ダメージ軽減スキルの方を選択したほうがいいです。

また、玄呂布は、少し特殊で、こいつだけ乗算扱いです。謎です…

さらに細かい計算式で書くと

実際のダメージ=(最終ダメージ×貫通率)×(1+玄呂布のダメージ加算スキル)×(1+味方のダメージ増加スキル-敵のダメージ軽減スキル)

玄呂布の乗算判定が、どのように影響があるかというと
相手のダメージ軽減スキルが多いと玄呂布が働かない。味方のダメージ増加スキルが多いと玄呂布が活きる。

実際のダメージに影響を与える武将は
実際のダメージ増加:玄呂蒙(武力配置)、玄関羽、玄呂布
実際のダメージ軽減:賈逵、華陀、玄賈詡、玄呂蒙(知力配置)

玄呂蒙の謎スキルのリアルダメージもここなんですねぇ  

ちなみにですが、戦闘詳細にある制圧力は
味方の実際のダメージ÷相手の実際のダメージで計算されています。

参照ダメージ軽減とダメージ増加の特性について

④被害の実数値

被害の実数値のダメージは、ダメージ無効率に関係します。

実際のダメージと、似てるというか、ほぼ同じなのですが
違う点としては、交戦に影響を与えないということですね。

具体例を出すと
味方の兵数100、敵の実際のダメージを50とすると
第一交戦が終わった段階で味方の兵数が50になります。 
交戦途中の段階に、ダメージ無効率は関係してきません。

ダメージ無効率が10%だからといって、交戦中の味方の被害が45にはならないということです。

最終ダメージが50の場合は、実際の被害を45に減らすことができます。

他のダメージ系のスキルとはパワーが落ち、勝敗には影響しないことは覚えておきましょう。

回復加速の消費を抑えるためのスキルという認識でいいです。

ダメージ無効率のスキルを持っている武将は
于吉、荀彧、司馬炎、毌丘倹、楊修、玄田豊

孫魯班

ダメージについて語るなら、この人について触れないといけないでしょう。

孫魯班は、全てのダメージ比率を低下させます。
比率計算なので、乗算で計算されます

全てのダメージなので、追加ダメージと最終ダメージの両方に影響します。