抑制は大事なことは、周知の事実だと思います。
抑制差をひっくり返すには、大きな実力差がないと難しいです。
そんな抑制について、見ていきたいと思います。
抑制とは
抑制とは有利兵種、不利兵種との対戦において発生するもので、弓対弓、馬対馬、歩兵対歩兵の同種対決では発生しません。それと戦車との戦闘。
抑制と被抑制
騎兵が歩兵抑制、歩兵が弓兵を抑制、弓兵が騎兵を抑制という関係です。
逆に歩兵が騎兵に抑制される。もしくは被抑制の関係ともいい
抑制と被抑制は、味方が抑制していたら相手が被抑制されている。
味方が被抑制していたら、相手が抑制しているという、同じ事象を両方の視点から見ているに過ぎません。
抑制の効果
抑制が発生した場合、強力なバフ・デバフが発生します。
・抑制している側のダメージアップ
・抑制されている側のダメージダウン
・抑制されている側の貫通ダウン
・抑制されている側の連撃ダウン
・抑制されている側の抵抗ダウン
全てのバフ、デバフが抑制係数の分だけ発生します。 1%の違いだけでも、大きな差が生まれるので、抑制をとれるかどうかが、勝負の行方を占います。
抑制によるダメージの増減は、基本的なダメージに影響
抑制による軍略のデバフは、基礎値ではなく、最終的な数値に対して、行われます。
ちょっと何言ってるか分からないという人は、抑制は影響力が大きいという感じです。
抑制の基本係数について
抑制の基本係数は、お互いの兵種の割合によってのみ決定する抑制係数のことです。
ここでの、部隊の兵数は同数とします。
単騎同士では
弓対馬の戦闘を想定すると
弓が馬を50%抑制します。それは、馬が弓に50%抑制されると同義です。 この50%は基本的な数値だと覚えていてください。
1種対2種
弓対弓馬の戦闘を想定すると
弓対弓は、同種なので抑制0%、弓対馬は抑制50%なので、合計して50% とはならず。 弓対弓は抑制0%、弓対馬の抑制は、50%から兵数の割合を加味して25%の影響しかなくなり、合計して、弓が弓馬を25%抑制するという結果になります。
弓対馬歩の戦闘を想定すると
弓は馬を抑制して25%、弓は歩兵に抑制されて-25% 合計して、弓が馬歩を0%抑制するという結果になります。
1種対3種
弓対弓歩馬の戦闘を想定した場合は、抑制係数は0%です。
弓対弓弓馬の戦闘を想定した場合は
弓と弓は0%です。弓と馬は抑制の関係にありますが、相手の馬は全兵力のうちの3分1ですので、50÷3=17%、弓が弓弓馬を17%抑制します。
弓対弓馬馬の戦闘を想定した場合
こちらも考えかたは同じで、50%の3分の2の34%分、弓が弓馬馬を抑制します。
このように、兵種の割合だけで決定される抑制を基本抑制係数と呼びます。
この基本抑制係数に対し、張遼や関平などのスキル効果がのって、変動していきます。
基本抑制の注意点
本抑制係数が0%なら、抑制武将の影響はないのではないか?という疑問があると思います。
それは半分正しくて半分正しくないです。
弓対弓は基本抑制係数が0%なので、この戦闘に蒋欽や張遼を編成していたとしても意味はないです。
しかし、弓対弓歩馬の場合は同じ基本係数が0%ですが、内部的に違います。
弓対弓は0% 弓対歩はマイナス17% 弓対馬は+17% その合計値として0%となっています。
この戦闘に蒋欽を編成してみると 蒋欽のスキルは弓が馬を抑制したときに30%変動させるスキルなので、弓が馬を抑制したときの抑制17%分の30%、つまり5%抑制係数がプラスされます。
よって最終的な結果は、0%-17%+(17%+5%)=5%の抑制勝ちになり
抑制を持つ武将
歩兵:李典、満寵
騎兵:関平、文醜
弓兵:蒋欽、呉国太
共通:張遼、玄曹操、玄張角
李典、関平、蒋欽は抑制で有利をとった場合に働きます。
歩兵に李典がいた場合
歩対弓では、李典のスキルが発動します。
歩対馬、歩対歩では、李典のスキルは発動しません。
満寵、文醜、呉国太は、抑制で不利をとった場合に働きます。
歩兵に満寵がいた場合
歩対馬では、満寵のスキルが発動します。
歩対弓、歩対歩では、満寵のスキルは発動しません。
張遼は、抑制が働けば、全てにおいて発動します。
玄曹操は、兵種問わず、抑制で有利をとった場合に働きます。
玄張角は、兵種問わず、抑制で不利をとった場合に働きます。